劇場で観たとき、予告編の時点で楽しみにしていた、テツ（ことYama！さん）が泰風さんを投げ飛ばすシーンが早々と登場したのでとても驚いたんですよ。
（ま、サクっとお返しされてましたけどね）

だって二人が喧嘩してるなんて結構なインパクトだから、ストーリーが盛り上がってきた頃に喧嘩しちゃうんだと思ってたんですよ。
なのにいい意味で裏切られましたね～。喧嘩別れでスタートしたテツの人生は下り坂ばかりです！

それでも「1」ではその下りっぷりが描かれていたから割と出番があったのですが、改めて「2」を見てみたらテツの出番はなかなか回ってきません。

それもそのはず、だって的場さんと大沢さんが登場したんですもの！「2」はこの二人が大活躍です。また泰風さんとお嬢さんの恋も育っていきます。
あらら(^_^;) これじゃテツの出番があるはずないですね！


ところがそんなとき小沢兄さんが泰風さんにふと漏らした言葉が、

「お前見てると、テツを呼び戻したくなってきた」
「なんでです？」
「なんでだろうな･･･」

なんででしょうねぇー。親の心子知らず。



さて、やっとテツが登場したと思ったらそれは二度目の兄弟喧嘩の始まりでした。

「お前のことが憎くて憎くてしょうがねえ」

きっと毎日毎日、泰風さんのことを恨まずにいられなかったんでしょうね。
テツの苦悩が哀れです・ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

さあ、「本宮塾」総帥の大技をご覧ください！
テツの踵落としをギリでかわし、その脚ごと身体を担ぎ上げ、勢いを付けてそのままテツを背中から床に叩き落としました。ぎゃあ～～～∑(°口°๑)

けどほらほら、近頃めっきり大きさの増した泰風さんを相手にこんなに頑張れるのはYama！さんだからこそですよ！ね！！


「俺はよ･･･。ほんとの家族が欲しかっただけなんだよぉ」
「お前、守るもんができりゃ分かるって言ってたよな。その意味、少し分かってきたぜ」
「遅えーんだよ」

大の字になって、男泣きするテツ。
最初のあの喧嘩でテツは大切なもののために掟に従いました。
二度目のこの喧嘩で泰風さんが最後にとった行動は、テツへの詫びの気持ちでしょうか？それとも掟に従っただけでしょうか？


そして、後日小沢兄さんの前で頭を下げる泰風さんの前に小箱に入ったソレがあるってことは、テツがちゃんと届けてくれてたってことですよね。
届けに来たテツと受け取った泰風さんはそのときどんな話をしたのかな？


小沢兄さんが言いました。
「お前は堅気になっても俺の家族だ」
菅田さんが言いました。
「俺たちが家族みてぇなもんじゃねぇか」

周りは家族だと思ってくれているのに、二人は、特にテツは本当の家族は違うと思っていたんですかねぇ。


そして戻るわけですわ。
小沢兄さんにテツが煙草を差し出して、それに泰風さんが火を差し出して。
誰より小沢兄さんが嬉しそうに見えるんですよ～。良かった良かった(*^-^*)

考えてみたら「CONFLICT」公式サイトのトップ画像も最後のシーンの三人の姿でしたものね。「最大の抗争」って、小沢兄さんと翔さん兄弟、泰風さんとテツの兄弟喧嘩なのね。で、離れ離れになった家族がまた一つになるまでのお話ってこと！

きっと繋がってる～♪まだ繋がってる～♪
いい歌だわね。