ついにおわるから「終ノ章」。
私、前回「最終章」って書いてましたね。それじゃ「仁義」になっちゃうよ!
もうゴチャゴチャだわ。直してきました。
でも、アッチは「51」が出るんだから、コッチも「13」が出たらいいのにね。
「怨念」もスピンオフ第1弾!とかいっといて、第2弾はなかったもんなぁー。ケチ!
さあ。さっそく又さんの見せ場ですよ。
モジャ毛じゃないしサイドをひっつめてるから、顔がスッキリして目が引き立つのよ。
で、剣吾殿に何か訊ねられるたびに、その目が泳ぐのよねー。
うふふ。霧生くんと同じよ。血だわね。
池を渡る風に前髪が揺れてるんです。これは霧生くんにはマネできまい!んっははは。
剣吾殿をじっと見つめる目がしっかり開いてるんですよ。
あー。霧生くんも最初の頃は剣吾兄さんをちゃんと見れてたんだけどねぇ、
後半は、見れてなかったもんね。たまに目が合うとスグ逸らしちゃってたし。
あ、出た。
そーそー。見たかったのは、このシーンです。
雨に煙る新緑の林の中で、兄さん達より過去に飛ばされたことを知ったときの霧生くん。
飛び先で気が付いたときには、木の根っこのとこに座ってたのよね。
そーっと、だけどせわしなく目を動かして、周りの様子を窺う霧生くんの姿!
よーく観察してみましょう。
最初は訝しげに軽く眉間を寄せてるのよ。で、キョロキョロしているの。
このとき薄く口はあいてるんだけど、目がね、だんだん不安な色に変わっていって、
哀しそうな表情になったと思った瞬間に、唇がキュっと結ばれて、小さく唾を呑むんだワ。
そのあと一気に落胆して膝をつき、天を仰いで叫ぶのよ。
いいなー。好きだわ。ここ。
すっごく好きなんだけど、ここの霧生くんってヅラっぽいのよ。濡れてるからかな?(笑)
前は、兄さん達がいる世界ではないことが何で分かったんだか不思議だったんだけど、
今回、じっくり見直したことで判りました。というか、久しぶりにこじつけてみました。
霧生くんは、「八」「九」「十」と、暗くなるまであんちゃんを探し続けてましたでしょ。
お陰様で、なんと“いない”ということを感じることができるようになっていたんですよ。
「十一」で「兄貴はこの世界には、いない!」と言いきってましたからね。おーーー。
だから、葉を打つ雨の音だけがする林の中に独り佇んで、
一生懸命あんちゃんの気配を探して、探して、探して…。そして、“いない”と感じたんですよ。
ここには、楓牙あんちゃんも剣吾兄さんも、いない。
うわあああああああああ。やっぱ霧生くんって可哀相だぁーーー。
ああ?ハッピーエンドだったんでしたね。
さあ、宿題です。霧生くんの人生を図解してみましょう!
えええええええ!?!?!? 無理!
「六」以降の生き返った部分は、2周してたんですか?
分かんない。分かんない。分かんないよーーー。