いやぁ～。照れくさいほど、連夜で”仁義祭り”開催中です。幸せです。
あれ？　祐人さんだ。めずらしぃ～。あら、山口仁さんも、勝矢さんも。
あらら。大久保さんまで。じゃあ、”RIKIプロ祭り in 茨城” だ、ワッショイ、ワッショイ！
瑞丸ちゃんを見ていると、イサミちゃんを思い出してしまいますよね～。

今日のクモ助くんは、いつものオールバックとは、チト違うよ。左側に分け目が入ってました。
ガキんちょギャング団を軽く足蹴にしてました。オリャ、オリャ。

クモ助くんってば、いつもちゃんと事情を米助くんには教えてあげないし、
祐人さんを助けた代わりに、米助くんを置き去りにしちゃうし！
ヒド～イ。ガァ～～～ン！

物陰にうずくまって隠れ、義郎さんからの指示を待つクモ助くん。
・・・暴れん坊将軍の傍らに、いつ何時でも控えている御庭番のようですワ。
さらに！　クモ助くんは、義郎さんから目で合図されただけなのにもかかわらず、
仁さんに伝えるとき、
「理事長が、”アニキに渡せ”、と･･･」
って！？　ムム～ン。以心伝心、いつの間に。恐るべし。御庭番クモ助殿。

なぁ～んだか、クモ助くんの顔･･･。いいですよぉ。いい顔するなぁ～。
芯はあるんだけど、無駄な力の抜けた顔なんです。
キッとしてるんだけど、どこか優しいん感じのする顔なんだよね～。
季節でいうと、秋みたいな顔。　私の見かたが夕べの名残を探してるのかなぁ～。

あっ！　コイツの耳は、彼の耳！　独特な耳の形してますもんねぇ～。
隠してるなら、耳、映しちゃダメよん！　って、そろそろバレてもいいのかしら。
あら、ホントにバレちゃったみたい。

倉庫の大きな大きなドアがガラガラと音を立てて開き、光が、バァ～っと入ってきました。
そして！　その光の中から、デカイ態度でズッカズッカと歩み出るシルエット！
ヒュ～ヒュ～♪　大御所登場！　我らが仁さんではあ～りませんか～！
左右に御付きの者を従えて、その風格には威厳さえ漂っております。
御付きの者？　もちろん米助くんとクモ助くんですよ。

クモ助くんが、米助くんのコトを、こう言ってました。
「あいつは、そんなにヤワじゃねぇ」

仁さんが、義郎さんのコトを、こう言ってました。
「そう簡単に、くたばるヤツじゃねぇ」

お互いがお互いのことを信じて委ねて、それが仁義じゃぁ～い！