白いおベンツ様が、ブィーンっと停まりました。
後ろから仁さんが降りてきて、運転席からは、当然、クモ助くんが降りてきました。
商店街を並んで歩く二人。クモ助くんは、ちょっとだけ後ろを歩きます。
堂々と前を向いて歩く仁さんと、すれ違うあんちゃん達にも気を配るクモ助くん。
仁さんが胸の内ポケットから煙草を出すと、すかさずライターで火をつけるクモ助くん。
ここまで、開始わずか1分。なのにコノ満足感! 仁義って、いいですねぇ~。
毎度! さっそく、裕斗さんは、仁さんに鼻っ面を蹴られちゃってました。イテテ。
ナイフで応戦する裕斗さんに対して、クモ助くんは、
咄嗟に構えた右手で自分を、左手で仁さんを護るように動くんですよ!エライ。舎弟の鑑だ!
先日の「Yama ! さんを探せ1」以来、初の仁義です。初の隅田川のほとりシーンです!
きゃあ~、ソコ、ソコ。私、歩きました!
チャ~ラ~チャララ・ララ~♪って仁義のテーマソングを口ずさみながら歩きました!
ソコで、しゃがみました。ソコで、写真撮りました。
うっわぁ~。どうしよう。リアルに嬉しい。
おっと、菅田さんですか~。大きいです。イイ声してます。一番本物っぽい気がします。
裕斗さんを張ってたんですけどね。海堂組の皆さんが絡んでくるんですもの~。
一旦は我慢したんですよ。回避しようとしたんですよネ。でも、無理だったんだもん。
「ぁ゛~~~~、めんどくせぇなぁ~」
頭突きゴ~ン! 蹴りっ! パ~ンチ! もーいっちょ蹴りっ!
ムフっ (* ̄ー ̄)v かっちょええ~。・・・ヤバッ、義郎さんに、怒られちゃった。
「何、やってんだ~? おめえワァ」
「スミマセン」
怒られてたときのクモ助くんの(やっちゃったぁ~)な表情は、今回のNo.1顔です!
その後の、ボク張り切っちゃうよ~!な顔も捨てがたいんですけどね。いや、捨てませんから。
海堂組の組長は、組員になついてもらえないからって、一人ぼっちなんです。
え?そーなの?
親子とか、兄弟とか、おじきとか、やたら身内が多いのが、ヤクザさん達じゃないの?
その点・・・。砂のおやっさんは、いいワ。すんばらしぃ~デス。
いつにもまして、人情モノの仁義だった気がします。
米助くんが菅田さんに凄まれたら、クモ助くんが、その間に自然に入ったんですよ!
冒頭の仁さんを護るときとは、微妙に違うの。庇ってる感じ・・・かな。先輩だもんネ~。
なのに、米助くんは一人で買い食いしてたんですよ! 何?何、食べてたの?
「自らも・・・シャブを・・・」
って、貴方の口から聞かされると、ヒロくん(
誤爆)を思いだしちゃうじゃないですか。