この「喧嘩組」シリーズは、バイオレンスなシーンも沢山あるのですが、
すっかりお笑いトリオのお話しになっていました。笑った。笑った。
前作から、その気配はあったんですけどね。ますますトリオ芸に磨きがかかっていました。
まずは、埠頭でのバトル! 小沢兄さんはやっぱ強いです。高山さんも怪力です。
そして、我らがアキオ君は、・・・微妙に弱いです。(≧∇≦)
「喧嘩組だぁー!」
「喧嘩組参上ぉー!」
現場に到着したときに第一声をあげるのは、いつもアキオ君なんですよ。
元気一杯、勢いだけが売りの子なんですねぇ。
小沢兄さんが受け取った名刺を、脇から覗き込んでアキオ君が読み上げてました。
「ドラゴンエージェンシー トーキョー チチャチョー」
ベシッ ・・・ほら、小突かれちゃいましたよ。
プププ。なんて、おバカちゃんなんだろう。可愛いなぁ。
「室町さぁぁーん♪」
どんな喧嘩の最中でも、小沢兄さんのことを気にしてます。
なんでって? いつでも側にいて、守ってて欲しいからだよネ。
高山さんにぶん投げられて、悪者たちと一緒に木に引っ掛かっていたアキオ君。
「何やってんだバカ」
「早く降ろせよバカ」
貴方たち、どっちもアホンダラですよ。
よく凸凹コンビというのを耳にしますが、本物を見た気分です。
2本の青龍刀が、アキオ君の顔の前で、左右に行ったり来たりしていました。
青龍刀には、いい思い出がないんですよ。「
危険男」も「
狼復讐」もね・・・。
普通なら、Yama ! さんの周りで青龍刀が振り回されていたらドキドキするのですが
今回は大丈夫! だって、コメディだもん。(違うって!)
「ァァァァーーッッ! イッテェーーーっ (ToT) 」
あちゃぁ~。大事なお顔が、縞々に切られてしまいました!
今まで、血だらけのYama ! さんを見るたびに、カッコイイ~と思ってきた私ですが、
これには、笑ったワ。ごめん。
で、治療したら、そーなるワケですか!! ヒィ~~~~。笑って、お腹イタイ。
もちろんドンパチは好きです。でも、この作品は生身の身体が武器なんです。殴る&蹴る。
アクションシーン満載で見ごたえもあるし、とても面白かったです。
もっとシリーズ化して、続けてくれれば良かったのになぁ~。