夕べ、「21」の名場面シリーズをお届けするとき、何か引っかかるものを感じていました。
この余韻は、何だろう?
初見のときを思い出しているんだろうか? ・・・ぅん~にゃ、違うなぁ~。
でも、どっかで見た気がするんですねぇ。 どっかで聞いた言い方だし・・・。 うーん、何だったんだろう。
絞り出すような声で、ためらいながらも、精一杯訴える、クモ助くん。
「理事長は・・・、はなっからアイツのこと疑ってたから!」
言った瞬間、ハッとしてるんだよね。 自分の口から出た言葉に、自分で驚いて。
咄嗟にチラっと理事長を見上げて、すぐに俯いちゃうの。
キツイ言い方だったかもしれない。言い過ぎたかもしれない。ってチョビット思ったのかな。
それにしても、何の思い出とかぶってるんだか、分からなくって。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま、お風呂に入って、うんうん、唸ってましたの。
「・・・疑ってたから!」の言い方と、次の瞬間の、ハッとした表情。 どこかで見覚えがあるんですよ。
他の回の「仁義」かな~。 そんなシーンあったかなぁ~。 じゃあ、別のかなぁ~。
誰かに、何かを、一生懸命訴えてる・・・・・・。 切ない声・・・。 うーーーん。 ん?
・・・・・・・・・・。 っ!!
霧生クンだ!
「たった一人の・・・、血の繋がった兄弟だから!」
言った瞬間、ハッとし、チラっと剣吾兄さんを見上げて、すぐに、また目を伏せてた!
「
ムラマサ五ノ章」
兄貴に言われるがままに、封戒書を盗んでおきながら、その後の、自分の運命も知らず、
剣吾兄さんに、「兄貴を助けてくれないか」って頼んでたときの霧生クンですネ!
クモちゃんで霧生クンを思い出すとは、思ワなんだ!
自分じゃない人のために一生懸命なのは、共通だったんですね。 再発見ですよ。
また、霧生クンにも会いたくなってきたゾ~。