どうせ出番は少ないんだろうな~と、少々拗ね気味に構えて見始めてたんですよ。
オープニングで、横浜の海が映って、殺風景な部屋にライフルを手にした男がいて、
弾を込めたりしている音だけがカチャカチャと鳴っていたんです。すると…、
「ジョン…レノン」
……ん?
どうやら別の場所で交わされているらしい、他の男二人による会話が、
ライフル男の画面に被さるように聞こえてきたんです。
んんん?この声の主は、勝矢さんと Yama ! さんですよ。あらら。まーまーまー!
始まって一番最初に聞こえてきた声が、Yama ! さんの声なんですもの。こりゃ縁起がいいワ!
なーんて思ってたら即行で Yama ! さんの身体も登場しました!ぃやっほー♪
勝矢さんから「マサオカさん」って呼ばれてました。
オールバックに銀縁眼鏡でスリーピースのエリートスタイルですよ。
ネクタイもキッチリ締めて、一樹ちゃん(白竜5)モデルの Yama ! さんですね。
あ。けどね、眼鏡のテンプル部分が、ブっといんです。
この辺は、現役の署長さんだった一樹ちゃんとは違いますね。
彼は、腐っても表舞台のヒトでしたが、
マサオカ君は、霞が関の裏の組織のヒトなんですよ。
表の組織は辞めたらしいのですが、元はどこの官僚だったのでしょうね。
あら、さっそく殴られちった。イテテテ、顎を摩る仕草はエリートでもヤでも同じよね。
RIKIさん曰く、自分は狼で、マサオカ君達は豚とのこと。失礼しちゃうワよ、ブヒブヒ。
ま。残念ながら豚にアクションシーンはありません。だって豚ですから!(根に持ってるよ)
しいていうと、初っ端に殴られてた…アレが唯一のアクションですね。
それでも、
浅生監督の作品だけあって、撃つ方も撃たれる方も撃ってる道具も妙にリアルだし、
(って、本物を知らないのに、リアルだと感じるのも変なんですけど)
コンクリーの建物の中で撃ち合ってるシーンなんか、凄いワクワクしました。
音の響き具合とか、硝煙の籠もり具合とかが、気持ちいいし、カッコイイんですよ。
RIKIさんの撃った弾は振り返り様の一発だけで、見事に兄さん達に当たっちゃいますしネ。
あああ、この差…。兄さん達が不憫でなりません。
さて、一区切りついたので、事の次第を岡崎さんに報告しているらしい、マサオカ君。
ここで改めて分かりましたが、このヒト達の組織の名前が笑えるんですワ。
“Creative Industrial Association”…これを略して、CIAってか。
狙うべき“標的”は、人間じゃなくて特許なんじゃないの~(笑)
って、笑ってる場合じゃないのよ。
「しかし…、」
と、つぶやきながら、マサオカ君がカメラの方に向き直り、眼鏡をはずしたんです!
ほら~。エンディングの一歩手前で、本作では初の素顔のお披露目ですよ~。
そして、小さな嘆息をもらしつつ、右手をあげると、
その親指と人差し指で、眉根をキュっと摘まんだんですぅぅぅ!!!
きゃーーー!(^m^*)
マサオカ君、その仕草、グッジョブです。キました。いただきました!
くたびれたの?眠たいの?狼さんを相手にしてるんですもの、そりゃー疲れますよね。
眉間にしわを寄せてブツブツぼやいてるのが、愛しゅうございます。
歌ってあげるよ。「オ~カミなんか怖くない~♪怖くないったら怖くない~♪」
しょせんキミは裏でも中間管理職なんだよ。次回もあるんだ、頑張れ!