道端で兄さん達に絡まれているお姉ちゃんを、仁さんと二人で助けたんです。
「俺、知らネェ～のか？　だったら、忘れられネェようにしてやろうか！」
って、あらカッコイイ。
でも、この兄さん達は、ホントにクモ助くんのことを知らなかったらしく
胸のバッジを見て、「砂組！」って言ってました。
う～ん。まだ、たいして顔が売れてないんですかね～。

その後、助けてやった姉ちゃんがお礼を言うどころか、二人を睨んでいるので
「助けてもらったら、”有難う”だろう！」
って、言ってました。クモ助くんってば、お行儀いい子なのよ～。
以前、小学生にも同じようなことを言ってましたよね。

義郎さんの夢は、関東とか日本を通り越して、大規模なものになっていました。
「亜細亜の覇権を手に入れる」
え～！！　国際的になっちゃいましたね！

「ぉ～！　車に触ンなよ！」
クモ助くんってば、また、現れたお姉ちゃんが、
仁さんのおベンツ様に触るのを露骨に嫌がるんですよ。
だよね～。きっと、毎日お掃除してるのはクモ助くんだもんね。米助くんかな？
で、お姉ちゃんが仁さんのことを「アニキ♪」って、ふざけて呼んだら、
もろに嫌がってるんです！プププ。
「ぉぃ！　オメエがゆーな！」
だって！！　当ったり前ですよねぇ～。大切なアニキだもんね。

オゥ～！！　中国ナイフの兄さん達とのバトルです。
ビュっと投げ付けられましたが、避けたんで、看板に突き刺さりました。
おっとっとっと。危にゃぁ。危にゃぁ。お顔にあたったら、どうしてくれんのサ！

お姉ちゃんを探して、建物の中をキョロキョロしてるときの
クモ助くんへの、陽のあたり具合が、とってもイイ感じですよ～。カッコエエ～。

山口仁さんは、いい侠でした。
エンケンさんは、相変わらず、卑怯者でした。
でもって、仁さんは、ビックリするほど計画性の無い人でした。